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アンケート「より親しまれる科学博物館・天文台をめざして」の結果報告

平成29年11~12月に、今後の博物館活動のありかたを考える基礎資料とする目的で、来館者、館ホームページ来訪者、富山市内小中学校を対象に、アンケート調査「より親しまれる科学博物館・天文台をめざして」を実施しました。このページではその結果を報告します。
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。今後の科学博物館・天文台の様々な活動に生かしていきたいと考えています。

概要

アンケート内容PDF(122 KB)
アンケート回収期間:2017年11月16日から12月27日の42日間
対象:科学博物館入館者、館ホームページ来訪者、富山市内小中学校95校(各校1枚)
回収数:総数260件。内訳は、入館者85件、ホームページ94件、学校81件。入館者とホームページ来訪者を合わせた一般回答179件の回答者居住地は、富山市内119人(66%)、市外県内27人(15%)、そのほか(19%)であった。
回答者の来館回数:科学博物館には、一般の85%が「4回以上」来館があり、学校も「4回以上」31%、「2~3回」9%、「1回」40%であった。天文台には、一般では「4回以上」19%、「2~3回」16%、「1回」18%、「ない」47%、学校では「4回以上」5%、「2~3回」11%、「1回」12%、「ない」72%であった。

科学博物館にあったらよいと思うもの

あったらよいと思う展示や設備は何ですか?

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あったらよいと思うスペースは何ですか?

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あったらよいと思う活動は何ですか?

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プラネタリウムにあったらよいと思うもの

プラネタリウムに期待する番組や設備は何ですか?

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天文台にあったらよいと思うもの

星空を見に、普段出かける場所はありますか?

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天文台に期待する設備や活動は何ですか?

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天体を観察するための場所や施設がどこにあれば今よりも利用しますか?

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アンケート結果の説明

アンケートの集計結果および自由記載欄のご要望から、次のような来観者・市民のニーズを読み取ることができました。

科学博物館(本館)

展示に強く求められているものは、一般、市内小中学校(以下、学校)ともに、「体験しながら楽しめる展示」及び「身近にある科学が分かる展示」であった。特に、「科学実験を体験できる場所」が期待されている。
学校からは「学校の学習につながる展示」と「学芸員による展示解説」が求められている。また、「食事ができる休憩場所」への関心も高い。
「星を見る天体望遠鏡」と「幼児が遊べる展示があればよい」の要望は、学校からよりも一般からの方が高い。
活動では「野外で自然を楽しむ行事」や「城南公園での天体観察会」への期待が高いことから、館内活動のみならず、フィールドに出る活動も期待されているものと考えられる。
「外国語の案内表示」の要望が少ないのは、このアンケート自体が日本語で行われたことによると思われる。
「雨宿りができる場所」への要望は、一般、学校ともに低かった。

プラネタリウム

プラネタリウムに強く求められるものは、一般、学校ともに、「きれいな星が見られること」及び「学芸員による星空解説」であった。
要望する番組では、一般からは、大人向け・子供向け・幼児向けのいずれも同程度に期待されている。
学校からの「インターネットによる天体中継」への要望が比較的多かった。これは、夜の星の中継を意識したのではなく、新規撮影の映像ソース等を利用した遠隔学習を意識したものと考えられる。
客席のシートレイアウトに関する項目では、一般からは「寝転んでみられるスペース」への要望が、学校からは「向きを変えられるシート」への要望が高かった。一般からはリラックスした環境が、学校からは学習効果を高められる環境が期待されているものと解釈できる。
「音楽のライブイベント」への期待はあまり高くなかった。オーバードホール等と連携した事業が始まったばかりで、プラネタリウムの活用法としてまだ広く認識されていないことが一因と思われる。

天体観察機能(附属天文台)

星を見に普段出かける場所は、一般では「家の近辺」と「星を見に出かけることはない」が高位で、「美しい星空が見られる山の上など」がやや少なかった。星を見ることを意識して行動する人が少ない現状が見える。
一方、学校では「山の上」、「家の近辺」、「富山市天文台」、「観察会」などが選択されており、学習のための機会を積極的に求める様子が見受けられる。
活動・設備には「話題の天体現象に合わせた観察会」と「学芸員による星や天体の解説」が一般、学校ともに強く期待されており、次いで「性能の良い大きな望遠鏡」であった。個別の行事や展示への期待はやや低かった。
天体観測施設の場所に関する項目では、「車で行けるところ」や「公共交通機関で行けるところ」及び「プラネタリウムのある科学博物館のとなり」が高位であった。観測場所へのアクセスの良さや気軽に訪ねられること、あるいはプラネタリウムとあわせた利用環境が求められていると考えられる。
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