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第1回[平成15年度]

  ごあいさつ 受賞者紹介 授賞式の様子 科学する心 審査を終えて ノーベル賞と田中耕一さん  

「ジュニア科学賞・とやま」の審査を終えて

「ジュニア科学賞・とやま」選考委員会 会長  原  稔

 第一回「ジュニア科学賞・とやま」には小学生16人、中学生5人、総数で21人の応募がありました。研究内容についてもいずれ劣らぬ素晴らしいものばかりでした。創意工夫をこらした実験を思考したり、身近な動植物を長期間継続的に観察したり、環境問題を見据えた追究をするなど、将来大きく飛躍するような芽を感じる取り組みが見られました。

 選考委員会で様々な角度から審議した結果、基準の3点の内、「優れた着想を持っていること」で2人、「粘り強い努力を積み重ねていること」で1人、合計3人の受賞者を決定いたしました。今回は「ユニークなアイディアが見られること」には該当者がありませんでした。

 この審査を通じて、素晴らしい科学的素養をもった小・中学生が、富山には多く存在していることがわかり、今後のみなさんの取り組みが楽しみになってきました。今回おしくも受賞に至らなかった応募者のみなさんも、また今回は応募されなかった小・中学生のみなさんも、ぜひ次回にはチャレンジしていただきたいと思います。

 21世紀の日本、そして世界の科学を支える小・中学生が富山で育ち、大きく羽ばたいていくことを期待して、選考委員会からの報告とさせていただきます。


富山市科学文化センター
作成  2004-02-23
最終更新  2004-02-25
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