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第2回[平成16年度]

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第2 回「ジュニア科学賞・とやま」の応募状況と審査方法

応募状況と研究分野

 第2 回「ジュニア科学賞・とやま」には21 名の応募がありました。このうち、小学生の応募は18 名、中学生の応募は3 名でした。今年度も、昨年度同様、いずれ劣らぬ優秀な児童・生徒が推薦されておりました。応募された方々の研究分野別に見ると、小学生の応募のうち、物理分野の研究に関する応募が3 名、化学分野が7 名、生物分野が8 名でした。また、中学生の応募では、物理分野の研究に関する応募者が1名、生物分野が2 名でした。

審査の方法

 審査は2 段階で行われました。まず、物理、化学、生物、地学の分野毎に委嘱された2 名の調査協力員が提出された資料の内容を検討し、「優れた着想」「ユニークなアイデア」「粘り強い努力」のいずれかの区分で審査を行いました。調査協力員による応募者全員の評価の終了後、調査協力員会議を開催し、候補者7 名を選定して、選考委員会に推薦しました。

 選考委員会では、調査協力員会議から推薦された候補者の資料を厳密に調査し、さらに、調査協力員会議からのコメントと校長の推薦理由を参考にして、審査の区分毎に推薦者を評価し、受賞者を決定しました。

 なお、審査は「優れた着想」では研究に取りかかるきっかけなどに関する独創性などに、「ユニークなアイデア」では研究を遂行していく過程での様々な工夫などに、「粘り強い努力」では同じ対象・分野について継続して取り組む姿勢・努力などにそれぞれ焦点を当てて行いました。

 各段階の審査では、提出された資料の出来映えや実験・観察結果の良否ではなく、資料に書かれている研究の目的、実験・観察方法、考察、感想などや推薦書の内容から、上記の趣旨にふさわしい受賞者を決定しました。

 来年度もこのような審査形式で行う予定であり、「ジュニア科学賞・とやま」の趣旨をふまえ、多くのご応募をいただければ幸いです。


富山市科学文化センター
作成  2005-02-10
最終更新  2005-02-17
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