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第4回[平成18年度]

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第4回「ジュニア科学賞・とやま」の応募状況と審査方法

応募状況と研究分野

 第4回「ジュニア科学賞・とやま」には学校長の推薦を受けた児童・生徒28名の応募がありました。このうち、小学生の応募は23名、中学生の応募は5名でした。今回も過去3回同様、それぞれに個性的で優秀な児童・生徒が推薦されておりました。応募された方々の研究内容を分野別に見ると、小学生では、物理分野の研究に関する応募が11名、化学分野が3名、生物分野が7名、地学分野が2名でした。また、中学生では、化学分野が2名、生物分野が2名、地学分野の応募が1名でした。

審査の方法

 審査は2段階で行われました。まず、物理、化学、生物、地学の分野毎に委嘱された2名の調査協力員が提出された資料の内容を検討し、「優れた着想」・「ユニークなアイデア」・「粘り強い努力」のいずれかの区分で審査を行いました。調査協力員による応募者全員の評価の終了後、調査協力員会議を開催し、候補者8名を選定して次の選考委員会に推薦しました。

 選考委員会では、候補者の資料を厳密に調査し、さらに、調査協力委員会からのコメントおよび学校長からの推薦書を参考にして推薦者を評価し、受賞者を決定しました。

 審査は、「優れた着想」では研究に取りかかるきっかけなどに関する独創性などに、「ユニークなアイデア」では研究を遂行していく過程での様々な工夫などに、「粘り強い努力」では同じ対象・分野について継続して取り組む姿勢・努力などに、それぞれ焦点を当てて行いました。各審査では、提出された資料の出来映えや実験・観察結果の良否ではなく、研究の目的、実験・観察の方法、考察にいたる課程などを読み取り、推薦理由ともあわせて、上記の趣旨にふさわしい受賞者が選ばれました。

 次年度以降もこのような審査形式で行う予定で、「ジュニア科学賞・とやま」の趣旨をふまえ、多くのご応募をいただければ幸いです。


富山市科学文化センター
作成  2007-02-08
最終更新  2007-02-14
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