第21回「ジュニア科学賞・とやま」受賞者の選考について
候補者
第21回「ジュニア科学賞・とやま」には、12名の児童・生徒が各学校長から候補者として推薦されました。その内訳は、小学生6名、中学生6名でした。今回も、個性的で優秀な児童・生徒が各校から推薦されました。候補者の研究内容を分野別に見ると、小学生では物理分野が2名、化学分野が2名、生物分野が2名、中学生では物理分野が2名、生物分野が3名、地学分野が1名でした。
選考
選考は二段階で行いました。
まず、物理、化学、生物、地学の分野毎に各2名の調査協力員が、提出された資料の内容を調査し、「優れた着想」・「ユニークなアイディア」・「粘り強い努力」の区分のうち、候補者がいずれに秀でているかを判定し評価しました。「優れた着想」では研究に取りかかるきっかけなどに関する独創性に、「ユニークなアイディア」では研究を遂行していく過程での様々な工夫に、「粘り強い努力」では同じ対象・分野について継続して取り組む姿勢・努力に、それぞれ焦点を当てました。調査協力員は評価をもち寄り、一次選考として8名を選出しました。
二次選考では選考委員が、8名の候補者それぞれの研究資料、推薦書、調査協力員の評価を読み取り、「着想」・「アイディア」・「努力」の観点において候補者を絞り込み、特に優れた受賞者3名を選考しました。