富山市科学博物館HOME >
富山市天文台トップ >
天文の部屋 >
北信越の星の文化史>
福井県の江戸時代から明治時代の天文資料
福井県の江戸時代から明治時代の天文資料
福井県内に残る江戸時代から明治時代の天文関係資料の一覧です。
| 所蔵先 |
資料名 |
所在場所 |
| 瀧谷寺 |
古星図 |
坂井市三国町 |
| 暦会館の天文資料 |
室町、江戸時代の天文資料 日時計、渾天儀模型他 |
福井県大飯郡おおい町名田庄 |
| 福井市立郷土歴史博物館 |
天文資料 |
福井市足羽 |
| 北前船主の館「右近家」 |
望遠鏡 |
南条郡南越前町河野 |
| 龍翔館 |
望遠鏡 |
坂井市三国町 |
| 大野市歴史博物館 |
望遠鏡 |
大野市 |
瀧谷寺(たきだんじ)(福井県坂井市三国町滝谷1-7-15)
室町時代中期以前にさかのぼる古い星図「天之図」があります。この星図は上下二段に分かれ、上段には中国の隋の時代に星座を詩歌の形でよんだ「歩天歌」があります。下段の星図には天の北極を中心とする円形の星図が描かれ、外側には二十八宿名、二十四節気、方位などが記されています。331の星座と1554個の星からなり、星の番号、名称は南北朝時代に権天文博士安倍泰世が筆写した星図「格子月進図」(焼失し、現存せず)と、宿度は賀茂在方著「暦林問答集」(1414)の記載とほぼ一致します。星図の内容などから天文年間以前に作成されたと推定され、もと南都の僧・谷野一柏所有のものを朝倉考景に寄進、さらに瀧谷寺に寄進されたものではないかといわれています。
昭和64年(1989)6月に国の重要文化財に指定されています。
暦会館の天文資料(福井県大飯郡おおい町名田庄納田終111-7)
暦会館には日時計、遠眼鏡、渾天儀模型等の実物資料、江戸時代、仙台で行われた日食の観測資料、土御門家に関する天文歴史資料が展示されています。JR小浜駅から名田庄へ行くバスがあり、さらに乗り換えて暦会館に着くことができます。
福井市立郷土歴史博物館の天文資料(福井市足羽1丁目8-16 足羽山公園内)
江戸時代の資料として西洋の日食、月食の原理を説明する諭動儀が福井市立歴史博物館にあります。諭動儀は太陽、地球、月の運行を理解させるための教育器具で、中央に灯火をともし反射鏡を太陽にみたて、月の満ち欠けや地球の四季の訪れる様子を教えることができます。今でいう三球儀にあたります。これはフレベッキが明治3年(1870)に福井藩主松平春嶽に献上したものです。フルベッキ(1830−98)はオランダで生まれ、アメリカで神学を修め、明治2年(1869)来日、開成学校などの運営に協力しました。
この他にこの博物館には外国製望遠鏡、双眼鏡、日時計があります。
富山市科学博物館:富山市天文台
作成 2007-05-07
最終更新 2007-07-12
Copyright(C)1997-2007 Toyama Science Museum, TOYAMA (JAPAN) All rights reserved