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石川県の江戸時代から明治時代の天文資料

石川県内に残る江戸時代から明治時代の天文関係資料の一覧です。

所蔵先 資料名 所在場所
小松市立博物館 渾天儀 小松市
誓入寺 須弥山儀・渾天儀
回照儀・天文暦学書
金沢市
石川県立歴史博物館 遠眼鏡・暦・日時計
天文暦学書
石川県金沢市出羽町3-1
金沢市立玉川図書館 暦・天文暦学書 石川県金沢市玉川町2-20
石川県立図書館 暦・天文暦学書 石川県金沢市本多町3-2-15
からくり記念館 遠眼鏡・日時計
天文暦学書
金沢市
北前船の里資料館 遠眼鏡 加賀市


石川県立歴史博物館(石川県金沢市出羽町3-1)

西村太冲の作成した暦、松田東英の製作した望遠鏡、遠眼鏡、天文暦学書等を所蔵。JR北陸線金沢駅からバスで出羽町下車。


金沢市立玉川図書館(石川県金沢市玉川町2-20)

近世史料館があり、江戸時代の資料が整っている。河野文庫には彗星、日食の観測図、日時計等がある。西尾文庫には天文暦学書、日時計がある。その他の文庫にも古星図、天文暦学書、日時計がある。JR北陸線金沢駅からバスで図書館前下車。


石川県立図書館(石川県金沢市本多町3-2-15)

一般書籍には麻田立達の「海潮略考」等の天文暦学書が少しある。その他に、和算を中心とした田中文庫があり、そこに天文暦学書がある。JR北陸線金沢駅からバスで観光会館前下車。


誓入寺の天文機器(石川県金沢市二日市チ91)

誓入寺の第15代住職倉谷哲僧(1802ー83)は円通の弟子で天文暦学を学んだ。誓入寺には哲僧の天文暦学書、須弥山儀などが残っており、渾天儀もこの哲僧のものである。
渾天儀は三重輪で黄銅製、直径18pの小さなものだが、箱書きに嘉永六年とあるが墨で消した跡がある。したがって最初の持ち主より哲僧の手に渡った年の可能性もあり、由来ははっきりしていない。
参考文献
渡辺誠,布村克志,日本国内に現存する渾天儀の特徴とその変遷,1991,富山市科学文化センタ−研究報告第14号



小松市立博物館の渾天儀(石川県小松市丸の内公園町)

小松市千野木町の円光寺が昭和36年(1961)に博物館へ寄贈したもので、三重輪、木製、直径40p。中心に地球模型があり、水、金、土といった惑星も記されている。円光寺の第14代住職・大谷賢明(1802−83)が所有、大谷賢明は嘉永年間に松任市の本誓寺から養子として入籍している。
参考文献
渡辺誠,布村克志,日本国内に現存する渾天儀の特徴とその変遷,1991,富山市科学文化センタ−研究報告第14号





月頭暦(石川県)

 月頭暦(がっとう)暦とは1枚刷りの略暦で、月朔つまり月頭の干支や主要な暦注のみを記入したものであることから、この名があるが、これは幕府から正式に認められたものではない。
 金沢の月頭暦のコレクションとしてまとまったものは、静岡県御殿場市の勝又幸夫氏の所蔵品で、文化7年(1810)から安政5年(1858)の約50年間が連続している。創始年代は明らかでないが宝暦頃から出版されたらしいが、売暦で版元は毎年不定で複数の版元から刊行された。(松村巧)
参考文献
平山清次,暦法及時法,1938,恒星社
国立国会図書館,日本の暦,1984,国立国会図書館




富山市科学博物館:富山市天文台
作成 2007-05-07
最終更新 2007-07-12
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