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石川県の隕石関係資料

石川県に落下した隕石とそれに関係する資料を紹介します。


根上隕石(石川県能美市大成町)
根上隕石 根上隕石記念碑
   
 平成7年(1995)年2月18日、旧根上町の笹谷啓一氏所蔵の乗用車のトランクに落下した隕石。最も大きな破片重量は325gで、合計で420gが回収されている。しかし、形を復元するとかなり欠損があるため、衝突前は 500g程度と推定される。落下直後の隕石は鉄の粒がきらきら輝いており、断面はコンクリートのような色をしていて、美しかった。
 落下後すぐに金沢大学で放射線測定が開始され、地球上では存在しないカリウムやナトリウムが検出された。

 この隕石に伴う流星は当館でも調査を行い、石川、富山両県で23時55分頃に見られた流星と考えられている。明るさは富山県では金星程度で、石川県ではそれより明るい。北西の海上方向から能美市に向かって落下したと思われる。流星は途中で分裂し、隕石も途中で落下した破片があるかもしれないが、もしあったとしても海上に落下した可能性が高い。

 この隕石はその後、宙太と名付けられ、落下地の笹谷氏宅には記念碑が建立されている。JR北陸線寺井駅下車徒歩5分。



富山市科学博物富山市天文台
作成 2007-04-23
最終更新 2007-07-12
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