富山市科学博物館HOME > 富山市天文台トップ > 今月の星空






大きい画像(click)
 今日の夜に見える星座や天体を紹介します。

 右の図は5月上旬の夜9時ごろ、5月下旬の夜8時ごろの星空です。

 富山市天文台の天体観測会は、毎週水〜土曜日の夜7時半〜9時半です。
 美しい星々を見に、富山市天文台へぜひお越し下さい。


今夜は晴れるといいですね!
5月の星空




惑星

 金星


 今月の金星はおうし座のあたりにいて、夕方の西北西の空に低い所に見えます。
20日を過ぎる頃からさらに低くなり見えなくなっていきます。
 4月30日に−4.5等、最大光度を過ぎ少しずつ暗くなります。宵の明星と呼べるのもあと少し。一番星と呼ばれるのも、そろそろ他の星との交代が近づいています。
 15日を過ぎると、夜の定期観測会で見ていただけるのも難しくなります。お早めに見て下さいね。



 火星

火星
 今月の火星はしし座のあたりにいて、宵のうちに南の空にみえます。
 4月17日、しし座の1等星レグルスに最接近した火星は、少しずつにしし座の中を移動していきます。火星とレグルスの色の対比がもうしばらく楽しめます。今月の火星の明るさは0等〜0.5等へと少しづつ暗くなっていきます。  今回の接近はあまり近づきませんが、天文台の1m望遠鏡では、オレンジ色の表面や白っぽい「北極冠」や、名前のついた淡い模様を見ることができます。
 



 土星

土星
 今月の土星はおとめ座のあたりにいて、宵のうち東南〜南の空にみえます。
 去年の土星は環がよくみえませんでした。これは環を真横からみるような位置関係になったからで、約15年に一度の珍しい現象でした。今年は傾きがやや大きくなり、環がみえるようになってきました。
 また土星のまわりには、タイタンをはじめとする衛星(月)もみられます。
   また 天体写真に挑戦!「デジカメで月と土星を写そう」を5/30(水)・31(木) 19:30〜21:30に行います。コンパクト・デジタルカメラやケータイ、スマートフォンをご持参ください。
 

 富山市天文台の定期観測会で、土星を1m望遠鏡で見ることができます。定期観測会は毎週水〜土曜日の19:30〜21:30です。ぜひ天文台にお越しください。






星座

 おおぐま座

 北の空高くにみえる7つの星北斗七星が目印の星座です。
 北斗七星から、北の目印北極星を探すことができます。


 しし座

 南西の空高くにみえる白い1等星レグルスと、ししの大鎌と呼ばれる「?」を裏返したような星の並びが目印の星座です。
 しし座は、星占いに出てくる星座として知られています。


 うしかい座

 東の空高くにみえるオレンジ色の0等星アークトゥルスが目印の星座です。
 うしかい座は、幅の広いネクタイのようなかたちをしています。これが「のし」のかたちに似ていることから、日本ではのし星とよばれました。


 おとめ座

 南の空にみえる白い1等星スピカが目印の星座です。
 おとめ座も、星占いに出てくる星座として知られています。

 北斗七星の「ひしゃく」の柄から、アークトゥルス、スピカと続く曲線が春の大曲線です。





明るい星

 レグルス

 南西の空高くにみえる白い星です。
 この星はしし座の星で、あかるさは1.4等です。
 レグルスとは小さな王様という意味です。
 地球からの距離は約79光年です。


 アークトゥルス

 東の空高くにみえるオレンジ色の星です。
 この星はうしかい座の星で、あかるさは0.0等です。
 アークトゥルスとはクマの番人という意味です。
 日本では、麦を刈り入れるころに夕方空高く見えることから、麦星とよばれました。
 地球からの距離は約37光年です。


 スピカ

 南の空にみえる白い星です。
 この星はおとめ座の星で、あかるさは1.0等です。
 スピカとは麦の穂という意味です。
 日本では真珠星とよばれました。
 地球からの距離は約250光年です。





星雲・星団

 M3


 M3は、りょうけん座にある球状星団です。
 たくさんの星が球形に集まってみえるため球状星団と呼ばれています。
 地球からの距離は約45,000光年です。


 M44(プレセペ星団)


 M44(プレセペ星団)は、かに座にある散開星団で、空が暗いところでは肉眼でもみることができます。
 約75個もの星の集まりです。
 プレセペの名前の意味は飼い葉桶です。
 地球からの距離は約510光年です。



 M81


 M81は、おおぐま座にある銀河です。
 望遠鏡でみるとぼんやりした雲のように見えますが、写真に写すときれいな渦巻き模様が見えます。
 地球からの距離は約1790万光年です。


 M82


 M82は、M81のすぐそば、おおぐま座にある銀河です。
 この銀河の中心部では、非常に活発に星が形成されています。このような銀河を、スターバースト銀河といいます。
 地球からの距離は約1790万光年です。


 M104


 M104は、おとめ座にある銀河です。
 メキシコのソンブレロという帽子に形が似ているので、ソンブレロ銀河とも呼ばれます。
 地球からの距離は、約6520万光年です。





二重星

 ミザールとアルコル(おおぐま座ζ星)

 北斗七星の柄のはしから2番目の星が、このミザールです。
 肉眼でも、眼のよい人ならミザールのそばにあるアルコルがみえます。
 望遠鏡でみると、ミザールがさらに二重星であることが分かります。
 地球からミザールまでの距離は、約86光年です。


 コル・カロリ(りょうけん座α星)

 この星はりょうけん座にあります。
 望遠鏡でみると、白色の3等星紫色の6等星がよりそってみえます。
 地球からの距離は、約115光年です。


 アルギエバ(しし座γ星)

 しし座にある二重星です。
 望遠鏡でみると、2つの金色の星がよりそっているようにみえます。
 地球からの距離は、約130光年です。





今月の月
6日満月
13日下弦
21日新月
29日上弦




富山市科学博物館富山市天文台
作成 1997
最終更新日 2012-05-01
Copyright(C)1997-2012 Toyama Science Museum, TOYAMA (JAPAN) All rights reserved