冬の不思議

富山では冬に不思議な気象現象を見ることがあります。

 

光柱

空にうす雲があるとき富山湾では夜空に光のすじが何本も見えることがあります。これが光柱です。

強い漁り火が光源となって、雲の中にある氷晶(小さな氷の結晶)に反射され光の柱になるわけです。

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新湊市庄川河口で観測された光柱。

少しわかりにくいのですが光柱の光源が漁り火という証拠写真です。

左側の漁り火による光柱は右側のものより高い所に出ています。

これは左側の漁船が観測者に対してより近いところにいることを意味しています。

 

たつまき

富山湾では寒冷前線の通過時などに積乱雲の下に、ろうと状の雲「ろうと雲」のできることがありあます。

これが発達して水面にまで達したのが「たつまき」です。日本海側では冬によく発生します。

たつまきは積乱雲の下で、地形の影響などで風の集まるところにできやすいと考えられています。

 

新湊漁港で見られた消える直前のたつまき(こんな資料しかありません。よい資料をお持ちの方はお知らせください)

寄り回り波

おもに冬の風のないおだやかな日に突然、高い波がおそってくることがあります。これが寄り回り波です。

強い冬型の時、北海道の西海上で発生した大きな波は一日以上かかって富山湾にやってきます。

富山湾は沿岸近くまで深い地形になっているため波のエネルギーはおとろえずに沿岸までやってきます。

そして浅いところで急に高くなっておそうわけです。

寄り回り波の常襲地帯、滑川市の高月海岸では堤防が人家の屋根より高いところまでそびえています

高い堤防の向こうにはさらに三重の離岸堤が…

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