アンキロサウルス類の足跡化石

アンキロサウルスの絵
 
体と頭が硬いよろいのような皮膚に覆われていた.尾の先のこぶは肉食恐竜などにおそわれたときに武器として使ったと考えられている.体長は10メートル以上に達する.

アンキロサウルス類はアンキロサウルス科とノドサウルス科に分けられます.しかし足跡だけから,どちらかを見分けることは難しいと言われています.


アンキロサウルス類の足跡化石
 
足跡化石の写真
平成12年におおやま地域の恐竜足跡露頭で発見されたアンキロサウルス類の足跡化石.これは後ろ足の跡です.

アンキロサウルス類の足跡化石は日本では初めての発見で,まだ他の場所では見つかっていません.また日本だけではなく,世界的にも非常にめずらしい足跡化石なのです.

型を取るために周囲を厚紙で覆っています.


連続歩行跡
 
連続歩行足跡の写真
アンキロサウルス類の連続歩行跡

現在これらの足跡は切り取り保存が行われ,富山市科学博物館富山市大山歴史民俗資料館で実物が公開されています.

切り取り作業の様子を見る

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