2014年10月8日、特別観測会「皆既月食を見よう」を開催しました。
欠け始めから皆既までは雲に隠されほとんど見られなかったものの、皆既となった以降はみるみる内に雲がなくなり、非常に良い天気に恵まれました。皆既から欠け終わりまでの変わりゆく月の姿を、十分に楽しんでくださったのではないかと思います。
364人もの方々がご来場くださいました。ご来場の皆さま、本当にありがとうございます。
食の最大のころ。
全体的に赤銅(しゃくどう)色をしています。写真下の方が暗く見えるのは、地球の影の中心がそちらの方向にあるからです。
皆既終わりごろ。
写真の月の上側が地球の影から出てきたところです。月の明るさの違いが大きいことが分かるでしょうか。
20時40分ごろ。
明るさの違いが大きすぎて、カメラでは撮りきれなくなってしまいました。この月の形は、いつもの満ち欠けでは絶対に見られない形です。
食終わりごろ。
まだもう少し、写真の月の右下が暗いですが、ほとんど元の満月に戻ってきました。長い時間、私たちを楽しませてくれた月食のおしまいです。