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幻日環と天頂弧


 2008年5月9日の午後、富山市天文台できれいな幻日環(げんじつかん)や天頂弧(てんちょうこ)など、太陽をとりまく珍しい現象が見られました。

●12時57分
 太陽をとりまく内暈(うちかさ)と太陽からのびて円を描く幻日環、地表近く(写真左上)に水平にのびる水平弧(すいへいこ)が見えています(魚眼レンズで撮影)。

内暈と幻日環 内暈と幻日環

●14時55分
 時間が経ち太陽高度が低くなると内暈と水平弧は見えなくなり、かわりに幻日環が大きくなり、その幻日環上に幻日(げんじつ)が見えるようになりました(魚眼レンズで撮影)。
 幻日環がこのようにきれいな円を描くのは、大変珍しいことで、富山では2004年4月15日以来、約4年ぶりに見られました。

幻日環 幻日環

幻日  太陽に向かって左後ろに見えた120度幻日

●17時02分
 夕方には、きれいな天頂弧が見られました。

天頂弧 天頂弧



富山市科学博物館富山市天文台
作成 2008-05-10
最終更新日 2008-05-10
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