富山市科学文化センター > ジュニア科学賞・とやま> 第2回[平成16年度]
募集要項 | 受賞者紹介 | 授賞式の様子 | 賞の趣旨 | 応募状況と審査方法 |
幼い頃からものをじっくり見ることが好きで、身の回りのちょっとした疑問をテーマに、五感を通した実験や観察に取り組んでいる。特に植物分野への関心が高い。
木材資源を使わずに、ゴミとして捨てられる野菜や果物の皮に着目し、紙を作った。この研究には、5 年生の時に行ったぬるぬるねばねばしたものに関する研究成果が取り入れられている。この研究の中に優れた着想が見られ、生活に密着している。さらに、研究にも手間をかけてしっかりと取り組み、おもしろい結果を出しており、この先も研究がどんどん広がっていくものと思われる。
小学生のころから、自然の現象に興味をもち、天気の不思議について継続して研究してきた。その取り組みは熱心で、様々な道具を工夫して使い、自然現象を再現してデータ収集を行っている。結果の出し方も緻密で、科学的に分析している。
小学校5 年から5 年間にわたり、一貫して気象現象の解明に関する研究を継続している。自分が不思議に感じたことを自分の手で工夫して作った装置を使って実験し、調査を実施して確認することなど粘り強く努力する研究姿勢が見られる。中学校3 年の多忙な時期にあっても熱心に研究を進めてきた。
小学校1 年から中学校3 年まで継続してカエルの研究を行っている。そ の中で、毎年新しい課題を発見し、研究を進めている。実験課題によってその条件を検討し、科学的に課題の探求に取り組み、大量のデータからカエルの生態や生息状況について考察している。
カエルが大好きで、小学校1 年から9 年間にわたり、カエル一筋に研究を継続している。カエルを飼育・観察し、その成長の中からカエルの生態や生息環境に関する問題を見つけ出し、その原因を考え続けてきた研究姿勢に、粘り強く努力する様子がうかがえる。