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第3回[平成17年度]

  募集要項 受賞者紹介 授賞式の様子 賞の趣旨 応募と審査状況  

燒 はるか

氷見市立窪小学校 6学年

研究内容

きらわれものの生き物の生活を様々な実験から解明する

プロフィール

 身近にいながら嫌われることの多い小動物の性質について4年生から継続して調べている。それらの生物の生活を相互に比較し、 様々な観点から粘り強く愛情を注ぎながら調べている。

受賞理由

 ナメクジやミミズやダンゴムシなどの身近な小動物に興味を持ち、それぞれの生き物をじっくり観察し、それらの生活の違いを比較実験するなど、多面的な観察と実験を粘り強く行っている。身近な生き物の生態を解き明かす一連の研究に子供らしいユニークなアイデアが多く見られ、評価できる。

菅野 佑太

富山市立東部中学校 3学年

研究内容

コンピュータによる制御システムを独自に開発する

プロフィール

 小学校3年生の時に富山市東部児童文化センターの探求クラブに入り、中学3年生まで一貫して電気現象やコンピュータに取り組み、驚くほど複雑な回路も頭に入れて自在に使いこなしている。

受賞理由

 小学校時代から電気現象やコンピュータに関心を持ち続け、発電機の電力を制御するという目的を実現するため電気回路を解析してアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器を独自に作り上げるなど、一貫した研究姿勢に工夫と集中力と強い気迫がうかがえる。

福田 彩乃

富山市立光陽小学校 6学年

研究内容

身近な物や現象の謎を論理的に解明する

プロフィール

 知的探求心が旺盛で、物事をじっくり見て考えぬき、自分で納得いくまで粘り強く追求している。小学校1年から6年まで連続して富山市小中学校科学展覧会にも出品している。

受賞理由

 身近な生活の中から題材を選び、自らの疑問を解明するために実験仮説を立て、それを検証するための実験方法を考案する追求姿勢がすばらしい。さらに、こつこつと細かくデータをとり、それを根拠として自分の考えを論理的に組み立てていることから研究への関心の高さとそれに打ち込む粘り強さが伝わってくる。


富山市科学文化センター
作成  2006-02-09
最終更新  2010-02-16
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