![]() |
![]() |
見え始め | 3:43 | 南西 |
一番高く | 3:45 | 南東(仰角64度) |
見え終わり | 3:48 | 北東 |
ISSの通過がちょうど梅雨の晴れ間にあたり、細い月と金星が白み始めた朝の空に並ぶ中、ISSは明るく輝きながら通過していきました。若田宇宙飛行士による日本人初の長期滞在が続いており、もうすぐ帰還というところでしたが、お迎えのスペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げ延期のため、一ヶ月ほど滞在期間が延びたところでした。
若田さんのミッションにより最後の1枚が取り付けられた4枚の大型太陽電池パネルが、今回きれいに見えました。パネルの後ろ側にあたるロシアのモジュール部分は日陰になっているところが多かったのですが、先頭側にある日本のモジュール「きぼう」がとても明るく輝いていました。「きぼう」はちょうど一年ほど前の2008年6月4日に船内実験室などが設置され、3日後の6月7日に船内保管室が現在の場所に移設されました。今回、船内実験室の上に船内保管庫の載っている様子が見えています。
このときの軌道データ(TLE)
ISS (ZARYA) 1 25544U 98067A 09170.53666943 .00012948 00000-0 93723-4 0 677 2 25544 051.6411 294.8399 0008740 127.9227 332.1149 15.73829405606327