これは何?
走向傾斜を極座標にプロットするためのプログラムです。たくさん測った地層面や断層面などの姿勢を半球に投影して視覚化するためのツールです。SVG出力に対応しています。出力したファイルはAdobe Illustratorのようなベクターグラフィックソフトで編集することができます。
使い方
- データ入力:画面下のテキストエリアに、1行ごとに「走向, 傾斜」を入力します。
- 入力値の表記法:データの入力は右腕法で行い、水平は 0,0 としてください。小数点を含んでも構いません。表記法の名称は教科書によっても異なるので注意してください。日本でよく利用されている表記法は東西法です。各表記法での記入例を以下に示します。
- 右腕法(right-arm):45,30 0,45 90,45
- 右手法(right-hand):225,45 180,45 270,45
- 時計回り法(clockwise):45,30E 45,30S 0,45E 90,45S
- 東西法(east-west):N45E,30E N45E,30S S45W,30E S45W,30S NS,45E EW,45S
- 投影法:半球を平面に投影する方式を選択します。画面右上に表示される3D画面の投影方式は変更できません。
- 偏角補正:真北と磁北のずれがある場合はその向きと角度を入力します。
- 再描画:入力データを元に図を再描画します。
- ランダムデータ:2000点のランダムデータをプロットします。投影方式の比較用です。
- SVGエクスポート:表示中の図をSVG形式でダウンロードします。
- リンク取得:表示中のプロットを表示させるURLを取得できます(例:N38E,83E付近を中心として8度の偏差で正規分布する200点)
ライセンス
Polar Stereonet Plotter v1 | (c) Tasuku Yoshioka (Toyama Science Museum), 2025 | Released under the MIT license.