手取層群とは


手取層群は今から一億数千万年前の中生代,ジュラ紀から白亜紀の地層で,富山県の他に福井県石川県岐阜県にも分布しています。

手取層群からは一億数千万年前に生きていた植物化石,貝の化石などさまざまな化石が見つかります。その中で最も注目をあびているのが恐竜の化石です。とくに福井県の手取層群からは恐竜の化石がたくさん見つかっています。

これまでの研究から,恐竜化石が発見される地層の多くは,河川や湖などで砂や泥がたまってできたことがわかっています。白亜紀のおおやま地域にも河川が流れ,たくさんの恐竜が住んでいたのでしょう。

しかし周りの風景は今とは全く違っていました。白亜紀には日本はアジア大陸の端にくっついていて,日本海はありませんでした。流れていた河川も広大な大陸を流れる大きなものだったのでしょう。

手取層群のできた時代

一億年以上の時を経たおおやま地域の手取層群,それは恐竜が歩いた太古の大地そのものなのです!


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