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今月の話題：No.40

夏の星空めぐり
プラネタリウムの話題（6/23〜9/6）

（1）夕空を飾る魅惑の星−惑星−

今年は夕方の西の空に金星・木星・土星が見えます。金星は「よいの明星」とも呼ばれる非常に明るい星です。木星もかなり明るく、金星は一番星、木星は二番星として輝いています。土星は木星のすぐ近くに見えます。夕やみが迫るころに輝くこれらの星は、とても魅惑的です。

（2）星の誕生のドラマ−いて座干潟星雲−

3階プラネタリウム前の天体写真のパネルの中に、いて座干潟星雲M8があります。この星雲では、星が次から次へと生まれています。左側に見える青い星が紫外線を放ち、まわりのガスを圧迫します。このガスの中で極端に押し縮められたところで、星が生まれます。この様子はプラネタリウムで見てください。干潟星雲は6等星で肉眼でかろうじて見えます。

（3）夜空の主役−夏の星座−

夏の夜空を飾る星座を紹介しましょう。1等星のある星座です。■

文：渡辺
発行：昭和56年7月