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国際宇宙ステーション& スペースシャトル (STS-106)

1m望遠鏡にて撮影
富山市内より広角レンズにて撮影
(露出8秒 28mmF2.8)
川口勝之氏撮影
2000年9月8日(日本時間)に、スペースシャトル「アトランティス」(STS-106)が打ち上げられました。今回の飛行は、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングして、物資を補給したり機器の整備をするのが目的でした。9月20日(日本時間)に、すべての作業を終え、無事に帰還しました。
今回の飛行は、日本から明け方の空にみることができました。富山市天文台では、1m望遠鏡を使っての撮影に挑戦したところ、9月18日に撮影に成功しました。
左上の画像が、ビデオ画像よりキャプチャーしたものです。このときには、シャトルとISSがドッキングしていました。
撮影日時:2000年9月18日4時56分ころより約5分間
天文台で撮影したのと同時刻に、富山市在住の川口勝之さん(富山県天文学会会員)が、富山市内で、朝焼けの中を飛行するスペースシャトルを、広角レンズで撮影されました。
左下の写真中、中ほどやや上を右上方にむかっているのが、シャトルの軌跡です。
このときは富山市内から肉眼でも観察できました。明るさは、木星よりやや明るいくらい(-3等星くらい)。西の空をゆっくりと北にむかって移動していきました。
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