1054年の超新星爆発の際に生じた星雲。現在も徐々に大きく広がっている。中心にある星は、中性子星からなるパルサー(電波源)である。 1054年に明るくなった記録は中国の「宋史天文志」に記載されている。日本では藤原定家の日記「明月記」に記録されているが、引用であり、定家自身が観察したわけではない。 NGC 1952。