かみのけ座銀河団と呼ばれる銀河の集まり。およそ3億光年の彼方にあり、真ん中近くに2つの明るい銀河のNGC4874(右)とNGC4889(左)が並んでいる。この2つの銀河がこの銀河団の中心で、どちらも直径が30万光年ほどの超巨大銀河である。
特にNGC4889銀河の中心には太陽の数十億~200億倍のも重さがあるブラックホールがあると考えられている。
周りには、暗い星の様に見えるこの銀河団に属する銀河が数十個写っている。
なお、一番明るく写っているのは、たまたま同じ方向にある7.2等のかみのけ座の恒星。
NGC4889 見かけの大きさ:2.8×2.0' 距離:およそ3億光年 等級11.5等