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第5回[平成19年度]

  募集要項 受賞者紹介 授賞式の様子 賞の趣旨 応募状況と審査方法  

第5回「ジュニア科学賞・とやま」の応募状況と審査の方法

応募状況と研究分野

 第5回「ジュニア科学賞・とやま」には校長の推薦を受けた児童・生徒25名の応募がありました。このうち、小学生の応募は21名、中学生の応募は4名でした。今回も過去4回同様、それぞれに個性的で優秀な児童・生徒が推薦されておりました。応募された方々の研究内容を分野別に見ると、小学生では、物理分野の研究に関する応募が7名、化学分野が6名、生物分野が7名、地学分野が1名でした。また、中学生では、物理分野が2名、化学分野が1名、生物分野が1名でした。

審査の方法

 審査は2 段階で行われました。まず、物理、化学、生物、地学の分野毎に各2名の委嘱された調査協力員が個別に、提出された資料の内容を検討し、「優れた着想」・「ユニークなアイデア」・「粘り強い努力」の区分のうち、応募者がいずれに秀でた力を持っているかを見い出して相対的な評価を行いました。続いて各調査協力員の評価を持ち寄った調査協力員会議において、候補者8名を選出し、次の選考委員会に推薦されました。

 選考委員会では、候補者の資料が再度厳密に調査されるとともに、校長からの推薦書および調査協力員からのコメントも参考に評価が行われ、慎重な協議の結果、受賞者3名を決定しました。

 審査は、「優れた着想」では研究に取りかかるきっかけなどに関する独創性に、「ユニークなアイデア」では研究を遂行していく過程でのさまざまな工夫に、「粘り強い努力」では同じ対象・分野について継続して取り組む姿勢・努力に、それぞれ焦点を当てて行いました。各審査では、提出された資料の出来映えや実験・観察の方法、考察にいたる過程などを読み取り、推薦理由ともあわせて、上記の趣旨にふさわしい受賞者が選ばれました。

 次年度以降も「ジュニア科学賞・とやま」の趣旨をふまえ、多くのご応募をいただければ幸いです。


富山市科学博物館
作成  2008-03-02
最終更新  2008-03-10
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