富山市科学博物館HOME > 富山市天文台トップ > 今月の星空> 2018年8月の星空

2018年8月の星空






大きい画像(click)

 8月の夜に見える星座や天体を紹介します。

 右の図は8月上旬の夜9時ごろ、8月下旬の夜8時ごろの星空です。

 火星や木星、土星の位置は上旬ごろのものです。

 富山市天文台の天体観察会は、毎週水〜土曜日の夜7時半〜9時半です。
 美しい星々を見に、富山市天文台へぜひお越し下さい。


今夜は晴れるといいですね!

2018年8月の月

下弦5日
新月11日
上弦18日
満月26日



2018年7月の
星空

夏の大三角と
天の川

流れ星を
探そう!

惑星

星座

明るい星

星雲・星団

二重星

2018年9月の
星空





夏の大三角と天の川

天の川
 夏休みも本番、山や海など、空のきれいなところへ行く機会が多くなることでしょう。
 そんなときは、夜空を見上げて、きれいな星空を眺めてみてはいかがでしょうか。

 天頂から東の空にかけて見える、こと座ベガわし座アルタイル、そしてはくちょう座デネブの三つの明るい星をつないでできる三角形が夏の大三角です。
 また、夏の大三角から南の空いて座のあたりにかけて見える、うっすらとした光の帯が天の川です。
 月明かりの影響が少ない、6日〜17日あたりが、天の川を見るチャンスですよ。












流れ星を探そう!

 ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群写真  毎年8月11日〜13日の夜は、ペルセウス座流星群が見られます。

 今年は、13日の午前10時頃が極大と予想されています。11日が新月ですので、条件がとても良いです。ペルセウス座が姿をあらわす真夜中にのんびり見ることをおすすめします。

 なるべく空の暗いところへ行き、北東から天頂付近を中心に空を見上げてみましょう。




拡大図(別ウィンドウで開きます)
  8月13日 0時ごろの北東の空の様子
  *のあたりを中心に流れ星が流れます。








惑星

 金星


 8月の金星は宵の明星として、夕方の西の空に見えます。
 夜の星空観察会では、早い時間のうちですが、望遠鏡で金星を見ていただけます。
 肉眼でも、ぜひ見つけてみてくださいね。

 火星

火星
 8月の火星はやぎ座のあたりにいて、南東の空に見えています。
 今年は15年ぶりの大接近となり明るく大きな火星を見ることができます。
 火星はなかなか見る機会がありません。どうぞこの機会に、天文台においで下さい。

 木星

木星
 8月の木星はてんびん座のあたりにいて、 南西の空に見えます。
 望遠鏡でみると、木星にはきれいなしま模様が見えます。
 また木星のまわりに「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」の4つの「ガリレオ衛星」が見られます。

 木星が見られるシーズンは、まもなく終わります。


 土星

土星
 8月の土星はいて座のあたりにいて、南の空にみえます。
 また土星のまわりには、「タイタン」をはじめとする衛星(月)もみられます。 


 8月は、富山市天文台の星空観察会で、金星、火星、木星、土星を1m望遠鏡で見ることができます。  
 星空観察会は毎週水〜土曜日の19:30〜21:30です。ぜひ天文台にお越しください。





星座

 うしかい座


 西の空に見えるオレンジ色の0等星「アークトゥルス」が目印の星座です。
 うしかい座は、幅の広いネクタイのような形をしています。これが「のし」の形に似ていることから、日本ではのし星と呼ばれました。



 ヘルクレス座


 頭の真上近くの、ヘルクレスの頭文字、Hの形が目印の星座です。
 ヘルクレスは、たくさんの武勇伝をもった、ギリシャ神話の有名な英雄です。



 こと座


 頭の真上近くに見える青白い0等星「ベガ」が目印の星座です。ベガは七夕のおりひめ星にあたります。




 わし座


 南東の空、天の川をはさんで、こと座のベガと反対側にある白い1等星「アルタイル」が目印です。この星が七夕のひこ星にあたります。



 さそり座


 南の空に見える大きなSの字と、赤い1等星「アンタレス」が目印の星座です。
 さそり座も、星占いに出てくる星座として知られています。
 Sの字の星の並びが釣り針の形に似ているので、日本では魚釣り星と呼ばれました。



 てんびん座


 南西の空に3つの3等星が「>」の形に並んでいるのが目印の星座です。
 てんびん座も、星占いに出てくる星座として知られています。



 へびつかい座


 南の空、さそり座の上に見える、将棋の駒のような大きな五角形が目印の星座です。
 へびつかい座は銀河系の中心方向に近く、たくさんの球状星団が見られます。







明るい星

 アークトゥルス


 西の空に見えるオレンジ色の星です。
 この星はうしかい座の星で、明るさは0.0等です。
 アークトゥルスとはクマの番人という意味です。
 日本では、麦を刈り入れるころに夕方空高く見えることから、麦星と呼ばれました。
 地球からの距離は約37光年です。


 ベガ


 頭の真上近くに見える青白い星です。
 この星はこと座の星で、明るさは0.0等です。
 ベガは七夕のおりひめ星として知られています。
 地球からの距離は約25光年です。


 アルタイル


 南東の空に見える白い星です。
 この星はわし座の星で、明るさは0.8等です。
 アルタイルとは飛ぶワシという意味です。
 アルタイルは七夕のひこ星にあたります。
 地球からの距離は約16.7光年です。


 デネブ


 北東の空に見える白い星です。
 この星ははくちょう座の星で、明るさは1.3等です。
 デネブとはという意味です。
 地球からの距離は約1400光年です。


 アンタレス


 南の空に見える赤い星です。
 この星はさそり座の星で、明るさは1.0等です。
 アンタレスとは火星の敵という意味です。
 たいへん大きな星で、直径が太陽の約700倍もあります。
 地球からの距離は約550光年です。





星雲・星団

  M11


 M11は、たて座にある散開星団で、約200個の星が集まってできています。
 天の川の少し濃い部分、スモール・スター・クラウドの中にあります。
 英語では、Wild Duck Cluster(野ガモ星団)とよばれています。
 地球からの距離は約5,670光年です。


 M13


 M13は、ヘルクレス座にある球状星団です。
 明るさが6等ぐらいなので双眼鏡でも見付けることができます。
 地球からの距離は、約22,000光年です。


 M57


 M57は、こと座にある惑星状星雲です。
 指輪のような形をしているので、リング星雲とも呼ばれます。
 まんなかにある星からでたガスが光って見えます。
 地球からの距離は約2150光年です。


 M27


 M27は、はくちょう座や座のあいだの、こぎつね座にある惑星状星雲です。
 鉄アレイのような形をしているので、アレイ状星雲とも呼ばれます。
 星の一生の最後に出たガスが光って見えます。
 地球からの距離は約970光年です。


 M8


 M8は、いて座にある散光星雲です。
 赤い星雲の中に見える黒い模様が干潟のように見えることから、干潟星雲とも呼ばれます。
 双眼鏡や小さい望遠鏡で十分楽しむことができます。
 地球からの距離は約2,500光年です。





二重星

 ダブル・ダブル・スター(こと座ε星)


 この星はこと座のベガのそばにあります。
 双眼鏡では二つの星に見えますが、大きな望遠鏡で見るとそれぞれがさらに二つにわかれて見えます。
 このような星を四重星といいます。


 アルビレオ(はくちょう座β星)


 はくちょう座のくちばしにあたる美しい二重星です。
 オレンジ色の3等星青色の5等星がならんで見えます。
 地球からの距離は約430光年です。



富山市科学博物館富山市天文台
作成 1997
最終更新日 2017-11-11
Copyright(C)1997-2017 Toyama Science Museum, TOYAMA (JAPAN) All rights reserved