セミの抜け殻

ご報告いただいたデータをまとめた最新の分布図を掲載しています。プロットの位置は 100 m 程度ずれていることがあります。

セミの抜け殻(すべて)

 
2016年10月9日版

アブラゼミの抜け殻

 
平野部に広く生息している様子が分かります。丘陵地や山地での調査が手薄だったのが少々残念です。今後はより山地側で調べていくとよいでしょう。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版

エゾハルゼミの抜け殻

 
今のところ、立山周辺からの報告のみですが、6・7月に有峰や八尾の山地で鳴き声にも注意してください。
2016年10月9日版

ハルゼミの抜け殻

 
丘陵地の松林から報告されています。セミとしては早く、5・6月に鳴きます。成虫の時期が終わっても、抜け殻は残ります。成虫がいなくなっても調査できるのが、抜け殻調査のよいところですね。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版

ヒグラシの抜け殻

 
案外少ないのがヒグラシの報告です。かいにゅうのスギでも鳴く可能性はありますので、7月に入ったなら注意していてください。ヒグラシはどういうわけか晩夏にイメージですが、夏早くのセミです。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版

ミンミンゼミの抜け殻

 
ミンミンゼミは富山の平野部では少ない(いない?)ようですね。丘陵地からの報告がほとんどです。抜け殻はアブラゼミとよく似ていますので注意が必要ですが、鳴き声ははっきり分かるので、8月に入ったなら鳴き声に注意しましょう。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版

ニイニイゼミの抜け殻

 
アブラゼミに次いで平野部で報告が多いセミです。しかし、鳴き声の報告がそれほど多くないのは、7月の始めから鳴き始めるからでしょうか?抜け殻は泥でおおわれるのでたいへん分かりやすいセミです。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版

ツクツクボウシの抜け殻

 
平野部から丘陵まで報告があり、アブラゼミと同様な傾向があります。このセミももう少し丘陵地・山地の調査がほしいところです。晩夏から秋のセミです。[成虫の分布図へ]
2016年10月9日版
2024.3.27 地図の表示をGoogleマップからOpenStreetMap(Leaflet)に修正しました。
地図に表示した富山市の境界線は国土交通省国土政策局「国土数値情報 行政区域データ」に基づいています。
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