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「すべらない砂甲子園」に富山県代表で参加

すべらない砂甲子園について

JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)が最新の摩擦試験装置を用いて、全国各地から応募された砂試料の中から「一番すべらない砂」をトーナメント方式で選ぶものです。
試合は、7月15日から11月にかけて、JAMSTEC高知コア研究所の実験室で行われ、その様子はYoutubeで配信されます。

すべらない砂甲子園 https://www.jamstec.go.jp/50th/suberanai/

科学博物館ボランティア・岩石グループ「ごろごろ」が、県内各地の砂の中を観察し、最も滑らないと考えられる「浜黒崎海岸の砂」を応募。
「すべらない砂甲子園」の書類審査を経て、富山県代表に選ばれました。

富山県代表「浜黒崎海岸の砂」

標高約3000mの北アルプスから日本海まで一気に下る常願寺川が生み出した浜黒崎海岸の砂。
砂鉄を多く含むことが特徴で、「浜黒崎」の地名の由来にもなっています。

102782_01.jpg 浜黒崎海岸(富山市)

顕微鏡で観察すると、北アルプスの花崗岩などを作っている石英や長石の角張った粗い粒と、
弥陀ヶ原火山の石などに含まれる細かな砂鉄(磁鉄鉱)が混ざり合っていることがわかります。

102782_02.jpg 浜黒崎海岸の砂(顕微鏡写真)

岩石グループ「ごろごろ」

科学博物館に登録しているボランティアの中で、石や地学に興味がある方が集まって、不定期に活動しています。
これまで学芸員と一緒に県内の川の石ころ調査を行っており、常願寺川と神通川で行った調査の成果は、図鑑風にまとめて発行しています。

神通川の石ころ図鑑(収蔵資料目録第30号「神通川の石」)
常願寺川の石ころ図鑑(収蔵資料目録第26号「常願寺川の石」)

102782_03.jpg

8/6追記

初戦は千葉県の「九十九里浜の砂」と対戦。
結果は…

残念ながら先にすべってしまい「負け」となりました。


どんな砂がすべりにくいのか見当がつかず、この後の試合も目が離せません。
このイベントが、地震の「すべる」仕組みの解明につながることを願って、
この後も引き続き注目していきます。
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