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第1回[平成15年度]

  ごあいさつ 受賞者紹介 授賞式の様子 科学する心 審査を終えて ノーベル賞と田中耕一さん  

山本良太

富山市立奥田北小学校 3学年

 工作を好み、その製作には様々な工夫を重ねて作品を完成させている。

 星井町児童文化センターのおもしろ科学実験教室や発明クラブで活動し、ワンダーラボ、ファミリーパーク、子どもみらい館、中央児童館などの施設へも出向いて、科学工作や科学実験を楽しむ。その様子は、4月から日記帳8冊に書きつづっている。

研究テーマ

ユニークな発想で玩具作り

受賞理由

 工作が群を抜いて得意であり、きわめて独創的である。木製の鳥を製作した時にはモーターで動けるようにしたり、木をつつく動作をさせるようにしたりして、作品が生きている鳥のようになる工夫をしている。作品を製作するにあたって、その発想・過程・作品において、優れた着想が顕著である。特に、新たなものに挑戦する取り組みは、どんな小さな動きも見逃さない繊細な観察力と集中力で支えられている。

荻布健太郎

小杉町立太閤山小学校 6学年

 幼い時から身近な生き物に興味をもち、触れ合っている。その経験から生まれた疑問をもとに、1年生から6年生まで、自分の最も好きな虫であるカブトムシやクワガタムシを対象に長期間継続的に研究した。

 年毎の研究の成果を次年度に生かし、さらに発展した研究を行っている。

研究テーマ

カブト・クワガタ大研究PartVI
〜薬勝寺池徹底分析〜

受賞理由

 低学年の頃から身近な生き物に興味と愛情を持ち、特にカブトムシやクワガタムシの飼育を始め、1年生から6年生まで一つの池の周りの森で継続的徹底的に調べ、自然の中での生活の様子や行動などへと興味関心を発展させた。野外においてこつこつと粘り強く継続的に観察を続け、研究を積み重ねている姿勢は見事である。

松本ゆめか

富山市立山室中学校 1学年

 暮らしの中で見出した疑問から課題解明の追究を始めている。

 小学2年生の頃、ひまわりが太陽の方向に向くかを調べた。また身の回りの様々な虫の足が滑らかな動きをしていることに疑問をもち、ビデオで動きを撮影して秘密を解明しようとした。

 さらに、用水路のごみをためるモデル実験をしたり、身の回りの容器をリサイクルしてプラ板を作る実験に取り組んだりした。

研究テーマ

くらしの不思議解明にとことんチャレンジ

受賞理由

 小学校低学年から、暮らしの中の素朴な疑問を大切にして、発想豊かでユニークな研究を粘り強く、しかも楽しみながら展開している。また、物を見る視点に豊かな感性が感じられる。

 小学6年の用水路のごみの不思議な動きに着目して、実際の用水路のミニチュア模型を創作し、課題を解明している点が素晴らしい。また中学1年の取り組みでは、多様な実験方法を駆使し、追究している姿勢が立派である。

■主催 富山市 富山市教育委員会

■後援 富山県教育委員会 富山県市町村教育委員会連合会 富山県小学校長会 富山県中学校長会
    富山県理科教育振興会 富山県PTA連合会


富山市科学文化センター
作成  2004-02-23
最終更新  2004-10-20
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