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かがくのギモン(リファレンスコーナー)

このページでは、博物館によく寄せられる疑問・質問と学芸員からの回答を毎月紹介します(当月の内容は館内図書コーナーにも掲示)。疑問・質問は館内等で配布している サイエンストピックス に先行して掲載しますので、皆さんも「かがくのギモン」に挑戦してみてください。
科学や自然のことで疑問に思うことや、どうやって調べればいいか分からないことなどがありましたら、お気軽に各学芸員または 質問受付ページ までどうぞ。

11月のギモン「殻をもつタコ「アオイガイ」の殻は何のためにある?」

吉岡
吉岡
(化石担当)
アオイガイの殻アオイガイの殻(写真)は主に卵を保護するのに役立っているとされています。この殻は擬殻ともよばれ、メスだけが持つ殻で、同じ頭足類であるアンモナイトやコウイカの殻とは起源が異なります。アンモナイトやコウイカの殻は内部が隔壁という板で仕切られ、浮力調整に使われていますが、アオイガイの殻に仕切りはありません。

10月のギモン「庭においた子ども用プールに、アメンボが泳いでいました。どうやって来たのでしょうか?」

岩田
岩田
(昆虫担当)
ヒメアメンボアメンボの仲間の多くは、成虫になると背中に翅が生え、空を飛ぶことができます。空中で、プールの水面を見つけて下りてきたのでしょう。ただし、幼虫のときにすごした日長(昼間の長さ)により、翅が成長せず、飛べない個体もいます。

9月のギモン「天の川は、空の暗いところならいつでも見ることができますか?」

林

(天文担当)
天の川は、街明かりのとても少ないところであっても、いつでも見られるわけではありません。特に月が出ていると月明かりに負けてしまって見えなくなります。満月の数日後で月ののぼってくるのが遅い日から、新月の後で月が早めに沈んでしまう日までの間の日に見ると良いでしょう。

8月のギモン「火山灰とは、どんなものですか?」

増渕
増渕
(岩石担当)
火山灰とは、噴火でふき出した直径2mm以下の細かい粒のことです。粒の多くは、マグマが噴火の時に急に冷やされて固まった、ガラスのかけらです。鉱物や火山を作っていた石のかけらなども混ざっています。灰が降ってくるとは、ガラスや石のかけらが降ってくることなのです。

7月のギモン「ブラックホールは、どのようにしてできるのですか?」

近藤
近藤
(天文担当)
ブラックホールは、その大きさによってでき方が違うと考えられており、太陽の数十倍以上の重さの星がその一生を終えるときにできるものがあります。このような星は、燃料を使い果たすと、自分自身の重さに耐えられなくなり、たくさんのものが星の中心部に集まってつぶれます。そして、ギュウギュウになって強い重力を持つようになり、ブラックホールとなるのです。また、銀河の中心には、太陽の数百万から数億倍以上の重さを持つ巨大なブラックホールがあると考えられており、これらがどうやってできたのかはまだわかっていません。

6月のギモン「カラスノエンドウという名前は、なぜつけられた?」

坂井
坂井
(植物担当)
花が咲いた後に、エンドウマメのような緑色のさやができます。そのさやは、種子が熟すと、まるでカラスのような黒色になることから、カラスノエンドウと名づけられました。なお、別名はヤハズエンドウです。ヤハズは葉の先が切れこんでいることにちなんでいます。

5月のギモン「単位を改定する日が5月20日にされたのは、なぜ?」2019年5月20にキログラムなどの単位の定義が変わります

市川
市川
(物理担当)
メートル条約が成立した日にちなんで、世界計量記念日とされているからです。メートル条約は1875年に17カ国で結ばれ、長さにメートルを、質量にキログラムを採用しました。(日本は1885年(明治18年)に加盟)

4月のギモン「アポロ11号の2人のほかに月に降り立った宇宙飛行士はいないのですか?」

近藤
近藤
(天文担当)
人類を月へ送るアポロ計画は、アポロ11号によって初めて成功をおさめました。実はこの後もアポロ計画は続き、アポロ11号を含めて、計6回(12人の宇宙飛行士が)月面に降り立っています。ちなみにアポロ13号は、月へ向かう途中で起きた宇宙船の事故によって、月の周りを周回するのみとなりました。そして、アポロ17号(1972年)でアポロ計画は終了し、以降現在まで月へ行った人はいません。
アポロ11号以降 月面に降り立った宇宙飛行士
1969年11月
(アポロ12号)
ピート・コンラッド、アラン・ビーン
1971年 1月
(アポロ14号)
アラン・シェパード、エドガー・ミッチェル
1971年 7月
(アポロ15号)
デイヴィット・スコット、ジェイムス・アーウィン
1972年 4月
(アポロ16号)
ジョン・ヤング、チャールズ・デューク
1972年12月
(アポロ17号)
ユージーン・サーナン、ハリソン・シュミット

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