1963年7月21日の日食

20世紀中で最後に、日本国内の陸地でみられた皆既日食は、1963年7月21日のことでした。 富山市天文台には、このときのカラー写真が所蔵されています。
当館所蔵

このとき、北海道東部で日の出間もないころに、皆既日食がみられました。上の写真では、コロナがはっきりとはみえませんが、これは低空での現象だったのと、薄雲がかかっていたためです。富山県天文学会のメンバーが、北海道美幌町へ日食観測のため遠征して、この当時まだ珍しかったカラー写真を撮影しました。
皆既日食がみられた地域
美幌町は、網走市と北見市の間にあります
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