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恐竜は獣脚類,鳥脚類,角竜類,アンキロサウルス類(曲竜類),竜脚類,剣竜類などに区別することができます。このうちおおやま地域では獣脚類,鳥脚類,竜脚類,アンキロサウルス類の足跡化石が見つかっています。 |
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獣脚類の仲間にはティラノサウルスやデイノニクスなどがいます。どう猛な肉食恐竜でナイフのような鋭い歯をもっていました。
歩き方は後ろ足の2足歩行で,3本指(第II,III,IV指 )の足跡ができることが多いようです。保存がよい場合には,指先に爪の跡が残っていることがあります。 おおやま地域で見つかっている足跡の大きさは10センチ弱の小さいものから,最大50センチくらいのものまであります。 |
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鳥脚類の仲間にはマイアサウラやイグアノドンがいます。草食恐竜で,くちばしや木の葉のような歯をもっていました。
ほとんどの鳥脚類は2本足で歩いていましたが,大きいものは4本足で歩いていたようです。後ろ足の指は4本または3本で,足跡では3本指の跡が残ることが多いようです。獣脚類と比べると指先は丸いです。 おおやま地域の足跡化石では数は多くありませんが30センチくらいの大きさのものがいくつか見つかっています。 |
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竜脚類の仲間にはブラキオサウルスやセイスモサウルスなどがいます。草食恐竜で,長い首と尾をもっていました。全長は数十メートルにもなり,地球の歴史の中で最大の陸上生物でした。
歩き方は4足歩行で,指は5本です。前の足跡は馬てい形(馬のひづめのような形)で,短い指(第I指)の跡が残っていることがあります。後ろ足の足跡の大きさは1メートルくらいのものが多く見つかっています。前足は後ろ足よりも小さく,半分くらいの大きさでした。 |
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アンキロサウルス類は草食恐竜で,体は厚い骨の板におおわれていました。アンキロサウルス科とノドサウルス科という二つの仲間に区分できます。
歩き方は4足歩行で,前足には5本,後ろ足には3本または4本の短い指がありました。 足跡の形はウチワのような形で,その周りに短い指の跡が並んでいます。 アンキロサウルス類の足跡は日本では富山市南東部のおおやま地域だけでしか見つかっていません。また,世界的にも非常に珍しい足跡化石です。 |
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おおやま地域では恐竜の足跡といっしょに鳥類の足跡も発見されています。
鳥類の足跡は3本指か4本指で,指が細く,また指の開く角度が大きいことが特徴です。 |
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では足跡化石はどのようにしてできるのでしょうか? | ||||||
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