新たに恐竜足跡化石を発見しました
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アニマンタルクス(アンキロサウルス類)の復元図と足跡(作画 山本匠氏) | 新たに発見された足跡化石 |
発見された足跡化石の特徴
① 県内で5箇所目の恐竜足跡化石産地の発見です。
② 凸型の2点(前足と後足)です。
③ 大きさは、前足が長さ19cm、幅21cm、後足が長さ32cm、幅44cm。
④ 今回発見された足跡化石はアンキロサウルス類のものであると考えています。
⑤ アンキロサウルス類の足跡化石は、国内では富山市恐竜足跡化石群露頭と今回発見された場所の2箇所だけです。
⑥ 現在まで発見されているアンキロサウルス類足跡化石の中でも保存状態がよいものです。
化石は平成24年10月に見つかったもので、このほど採取できたことから、次の期間公開いたします。
発見した足跡化石の一般公開予定
・ ロビー展「恐竜足跡化石 大発見!」
日時:平成25年12月7日(土)〜平成26年1月31日(金)9:00〜17:00
場所:科学博物館 1階ロビー
アンキロサウルス類について
分類
鳥盤目装盾亜目アンキロサウルス下目に属する植物食の恐竜で、アンキロサウルス科とノドサウルス科に分類されます
形態の特徴
頭骨は分厚く、首から背中にかけて鎧のように並んだ皮骨板で体を防御し、別名「よろい竜類」とも呼ばれています。