2020年度

2021年3月のギモン「上弦の月のとき、月にあるウサギの餅つきの模様のうち、どこが見える?」

林

(天文担当)
上弦の月のときは、ウサギの餅つきの模様のうち、ウサギの部分が見えます。下弦の月のときは、臼の部分が見えます。
とやまサイエンストピックス「上弦の月 下弦の月」 PDF 385.68KB

2021年2月のギモン「富山市婦中町「牛滑」。この地名はなんと読むのですか?」

増渕
増渕
(岩石担当)
「うしなめり」と読みます。この地名は、漢字のとおり牛が滑って転んだことに由来します。この地域には赤っぽい粘土質の土が分布しており、水を含むと滑りやすくなります。
とやまサイエンストピックス「牛にちなんだ富山の地名」 PDF 563.75KB

2021年1月のギモン「クロマツの葉の「表」はどっち?」

太田
太田
(植物担当)
葉の内がわ、平たい面。植物学では、伸びていく方向に向かって開く面を「表」とすることになっています。
とやまサイエンストピックス「マツの葉相撲 必勝法」 PDF 347.48KB

2020年12月のギモン「燃料電池自動車と電気自動車の違いは何ですか?」

加藤
加藤
(化学担当)

水素ステーションとやま (富山市上冨居)
どちらも電気で車を走らせますが、電気自動車は電池にためた電気を使うのに対して、燃料電池自動車では、水素と酸素がくっついて水になるときに出てくるエネルギーから電気を作って使います。電気自動車は電池に電気をたくわえるのに時間がかかりますが、燃料電池自動車ではより短い時間で水素を車に入れられるといういいところがあります。
とやまサイエンストピックス「水素でスイスイ走るエコな車の仕組み」 PDF 396.3KB

2020年11月のギモン「草むらには、どんなひっつき虫がいますか?」

坂井
坂井
(植物担当)
アメリカセンダングサやコセンダングサがよく見られます。どちらも北アメリカ原産の帰化植物です。
とやまサイエンストピックス「ひっつき虫の待ちぶせ作戦」 PDF 357.38KB

2020年10月のギモン「富山で絶滅しそうな昆虫はどのくらいいるの?」

岩田
岩田
(昆虫担当)
今のところ、タガメなど206種類の昆虫が県内で絶滅のおそれがあると公式発表されています。これは、『レッドデータブックとやま2012』に載っている種類数です。しかし、詳しくわかっていないだけで、本当はもっと多くの昆虫が絶滅しそうなのではないか、と心配です。富山では昆虫を詳しく調べている人が少ないため、なかなか最新情報が集まらないことが問題です。
とやまサイエンストピックス「富山県で最も絶滅に近いチョウ・コヒョウモンモドキ」 PDF 586.97KB

2020年9月のギモン「ガラスでできた殻や骨を持つ生き物にはどんなものがある?」

吉岡
吉岡
(化石担当)
窓ガラスなど身近なガラスの主成分は二酸化珪素(シリカ)という物質です。水中にすむ小さなプランクトンである放散虫や珪藻の殻、海底にすむ海綿動物(一部)の骨格が二酸化珪素でできています。また、一部の植物も葉の表面などに二酸化珪素の小片(プラントオパール)を持っています。どれも堆積物中によく残るので、化石として見つかります。
とやまサイエンストピックス「放散虫:小さな形の玉手箱」 PDF 435.28KB

2020年8月のギモン「天体のカタログにはどんなものがありますか?」

近藤
近藤
(天文担当)
有名なものとしては、メシエカタログ(M)があります。その他にも、星雲・星団・銀河など全部で7840個の天体の位置情報などをまとめたニュージェネラルカタログ(NGC)や、NGCには載っていない5386個の天体を追加でまとめたインデックスカタログ(IC)といったものもあります。また、地球から比較的近い25パーセク(81.54光年)以内の距離にある恒星のみをまとめたグリーゼ近傍恒星カタログといったものもあり、いろいろな人がその時代に沿った天体のカタログを作っています。
とやまサイエンストピックス「シャルル・メシエとメシエ天体」 PDF 420.59KB

2020年7月のギモン「ヒト以外の動物にも指紋はありますか?」

藤田
藤田
(恐竜担当)

地面に付いたニホンザルの指紋
(スケールは 1 目盛り 1 cm)
ニホンザルやゴリラなどの霊長類、コアラ、フィッシャー(北米にすむイタチ科の仲間)にも指紋があります。
とやまサイエンストピックス「指紋の鑑定」 PDF 400.55KB

2020年6月のギモン「次の月食はいつですか?」

竹中
竹中
(天文担当)

2014年10月8日 富山で観られた皆既月食
次回、富山で見られる月食は2021年5月26日です。月が地球の影にすべて隠れる皆既月食で、18時48分から欠け始め、最も欠ける20時18分には写真のように赤くなる様子が、肉眼でもよく観察できます。日食は太陽が月に隠れる現象ですが、月食は月が地球の影に入って暗くなる現象です。
※肉眼でわかりづらい半影月食は除きます。
とやまサイエンストピックス「夏至の日に部分日食!」 PDF 360.85KB

2020年5月のギモン「モグラに耳はあるの?」

清水
清水
(脊椎動物担当)
あります。毛をかき分けると耳の穴が確認できます。わたし達のような身体の外側についた耳(耳介)は、地下トンネル内で引っかかってしまうのでなくなり、耳の穴だけになりました。
とやまサイエンストピックス「穴掘り名人 モグラ」 PDF 489.34KB

2020年4月のギモン「立山室堂にある雪の大谷はどうやって除雪するの?」

加藤
加藤
(化学担当)
雪に埋もれた道路の位置を、GPSを使って見つけ、大型のブルドーザー2台が並び、雪をそぎ取るように掘り下げていきます。全部で約27.8kmの道路の除雪には3カ月もかかります(富山県道路公社HPより)。
とやまサイエンストピックス「暖かかった2019年度の富山の冬」 PDF 402.98KB

かがくのギモン(リファレンスコーナー)

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