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かがくのギモン(リファレンスコーナー)

このページでは、博物館によく寄せられる疑問・質問と学芸員からの回答を毎月紹介します(当月の内容は館内図書コーナーにも掲示)。疑問・質問は館内等で配布している サイエンストピックス に先行して掲載しますので、皆さんも「かがくのギモン」に挑戦してみてください。
科学や自然のことで疑問に思うことや、どうやって調べればいいか分からないことなどがありましたら、お気軽に各学芸員または 質問受付ページ までどうぞ。

2020年10月のギモン「富山で絶滅しそうな昆虫はどのくらいいるの?」

岩田
岩田
(昆虫担当)
今のところ、タガメなど206種類の昆虫が県内で絶滅のおそれがあると公式発表されています。これは、『レッドデータブックとやま2012』に載っている種類数です。しかし、詳しくわかっていないだけで、本当はもっと多くの昆虫が絶滅しそうなのではないか、と心配です。富山では昆虫を詳しく調べている人(ひと)が少ないため、なかなか最新情報が集まらないことが問題です。

2020年9月のギモン「ガラスでできた殻や骨を持つ生き物にはどんなものがある?」

吉岡
吉岡
(化石担当)
窓ガラスなど身近なガラスの主成分は二酸化珪素(シリカ)という物質です。水中にすむ小さなプランクトンである放散虫や珪藻の殻、海底にすむ海綿動物(一部)の骨格が二酸化珪素でできています。また、一部の植物も葉の表面などに二酸化珪素の小片(プラントオパール)を持っています。どれも堆積物中によく残るので、化石として見つかります。

2020年8月のギモン「天体のカタログにはどんなものがありますか?」

近藤
近藤
(天文担当)
有名なものとしては、メシエカタログ(M)があります。その他にも、星雲・星団・銀河など全部で7840個の天体の位置情報などをまとめたニュージェネラルカタログ(NGC)や、NGCには載っていない5386個の天体を追加でまとめたインデックスカタログ(IC)といったものもあります。また、地球から比較的近い25パーセク(81.54光年)以内の距離にある恒星のみをまとめたグリーゼ近傍恒星カタログといったものもあり、いろいろな人がその時代に沿った天体のカタログを作っています。

2020年7月のギモン「ヒト以外の動物にも指紋はありますか?」

藤田
藤田
(恐竜担当)

地面に付いたニホンザルの指紋
(スケールは 1 目盛り 1 cm)
ニホンザルやゴリラなどの霊長類、コアラ、フィッシャー(北米にすむイタチ科の仲間)にも指紋があります。

2020年6月のギモン「次の月食はいつですか?」

竹中
竹中
(天文担当)

2014年10月8日 富山で観られた皆既月食
次回、富山で見られる月食は2021年5月26日です。月が地球の影にすべて隠れる皆既月食で、18時48分から欠け始め、最も欠ける20時18分には写真のように赤くなる様子が、肉眼でもよく観察できます。日食は太陽が月に隠れる現象ですが、月食は月が地球の影に入って暗くなる現象です。
※肉眼でわかりづらい半影月食は除きます。

2020年5月のギモン「モグラに耳はあるの?」

清水
清水
(脊椎動物担当)
あります。毛をかき分けると耳の穴が確認できます。わたし達のような身体の外側についた耳(耳介)は、地下トンネル内で引っかかってしまうのでなくなり、耳の穴だけになりました。

2020年4月のギモン「立山室堂にある雪の大谷はどうやって除雪するの?」

加藤
加藤
(化学担当)
雪に埋もれた道路の位置を、GPSを使って見つけ、大型のブルドーザー2台が並び、雪をそぎ取るように掘り下げていきます。全部で約27.8kmの道路の除雪には3カ月もかかります(富山県道路公社HPより)。

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