![]() | 予報士の資格取得 (第18回) |
さて、どれを話題にしよう?どうやって話を進めようか?悩みながら教室を迎えた。 結局、地球を取り巻く大気の動きから、エルニーニョ、台風、雪、蜃気楼などについて講義を行ったが質問に答えられずに困ったりする場面があった。 ちょうどその頃、気象予報士の制度ができたので、この資格の取得を一つの目標にして気象の勉強を一からやりなおして見た。その過程で気象のさまざまなスケールを関連付けて見ることが出きるようになった。そして幸い気象予報士になることができた。 現在、地方の博物館が扱うべきものとして富山の気象に関わることについて調べている。富山の四季の特徴といった平均的なものや、ある事例の調査、例えば富山で大雪が降ったときはその時の高層天気図やアメダスデータなどの資料を集め検討するなどである。 収集し、調査した資料は当館の展示や普及行事に生かしている。 これらはまた「富山の天気」として当センターのホームページの中でも紹介している。そこでは、富山の四季の気象やさまざまな気象現象、最新の興味深い気象現象の紹介などを行っている。 また小・中学生のための「富山の天気」というコーナーでは富山の気象についてわかりやすく解説してある。 これらにインターネットでアクセスしていただければ幸いである。(吉村博儀,2000.4.27掲載) URLは http://toyama.toyama.jp/curators/yosimura http://toyama.toyama.jp/schoolである |
この文章の著作権は北日本新聞社にあります。富山市科学文化センターは使用権を取得し、ここに掲載しております。無断転載を禁止します。 |
![]() | ![]() | ![]() |