富山市科学文化センターは平成11年11月23日で、満20歳になりました。
 これを記念して、平成12年4月3日から9月5日まで、北日本新聞夕刊の第一面下段に「ふしぎ新発見 富山市科学文化センターの20年」と題して、全100回のコラムを連載しました。

 展示を作るときの裏話や学芸員の研究の様子、数多く開催されてきたイベント、20年の経験から導かれた考えなど、 科学文化センターとは何をしている所なのか、すべておわかりいただける構成になっております。

 それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい。

 掲載された文章の著作権は北日本新聞社にあります。富山市科学文化センターは使用権を取得し、掲載しております。転載する際には、新聞社の許可が必要です。

第1回 ナウマンゾウの模型  〜化石もとに”日本一”復元〜
          赤羽久忠 (2000年4月3日掲載)

第2回 デスモスチルスの復元  〜不格好な姿勢に驚き
          赤羽久忠 (2000年4月4日掲載)

第3回 サメのあご   〜「ジョーズ」しのぐ大物
          赤羽久忠 (2000年4月6日掲載)

第4回 熱気球装置  〜アイデア工作から誕生
          朴木英治 (2000年4月7日掲載)

第5回 質問コーナー  〜時には奇怪な生き物も〜
          坂井奈緒子 (2000年4月8日掲載)
第6回 雪の展示室 〜氷点下でも凍らない水〜
          石坂雅昭 (2000年4月11日掲載)

第7回 ダイアモンドダスト 〜雪の中のドラマ再現〜
          石坂雅昭 (2000年4月12日掲載)

第8回 雪まくり 〜強い風でのり巻き状に〜
          石坂雅昭 (2000年4月13日掲載)

第9回 自前で雪の教材 〜ストロボ使い結晶撮影〜
          石坂雅昭 (2000年4月14日掲載)

第10回 雪の結晶撮影 〜極寒で至福を独り占め〜
          石坂雅昭  (2000年4月15日掲載)
第11回 ぼたん雪の撮影 〜絡み合う結晶とらえる〜
          石坂雅昭 (2000年4月17日掲載)

第12回 大陸で見た冬 〜世界でまれな北陸の雪〜
          石坂雅昭 (2000年4月18日掲載)

第13回 酸性雨の展示 〜「博士」が語る世界の被害〜
          朴木英治 (2000年4月19日掲載)

第14回 富山の酸性雨 〜ここ10年は改善傾向〜
          朴木英治 (2000年4月20日掲載)

第15回 北からの酸性物質 〜特有の南風が防波堤〜
          朴木英治  (2000年4月21日掲載)
第16回 呉羽丘陵の水 〜西側斜面だけ酸性化〜
          朴木英治 (2000年4月22日掲載)

第17回 いたち川の水(未完) 〜下水道整備で改善進む〜
          朴木英治 (2000年4月26日掲載)

第18回 予報士の資格取得 〜HPで富山の気象紹介〜
          吉村博儀 (2000年4月27日掲載)

第19回 気象教室 〜在宅の学習に高い関心〜
          吉村博儀 (2000年4月28日掲載)

第20回 雲の撮影 〜片時もカメラ離さず〜
          吉村博儀 (2000年5月2日掲載)
第21回 反対側のしんきろう 〜出掛けた初日に出現〜
          吉村博儀 (2000年5月8日掲載)

第22回 しんきろうの仲間 〜日没直前の一瞬の輝き〜
          吉村博儀 (2000年5月10日掲載)

第23回 空からの撮影 〜自然の豊かさを実感〜
          赤羽久忠 (2000年5月11日掲載)

第24回 立山温泉新湯 〜オパールの仲間 今も形成〜
          赤羽久忠 (2000年5月12日掲載)

第25回 入善沖の海底林 〜海水面が上昇した証拠〜
          赤羽久忠 (2000年5月13日掲載)
第26回 動く恐竜 〜県内初発見の足跡がモデル〜
          赤羽久忠 (2000年5月15日掲載)

第27回 恐竜化石空白県返上 〜足跡に専門家お墨付き〜
          赤羽久忠 (2000年5月16日掲載)

第28回 恐竜の時代 〜北陸も沖縄並みの気温〜
          田中豊 (2000年5月17日掲載)

第29回 化石調査の魅力 〜恐竜がいた大地に立つ〜
          田中豊 (2000年5月19日掲載)

第30回 恐竜の展示 〜絶滅のドラマ 光で演出〜
          赤羽久忠 (2000年5月20日掲載)
第31回 多様な植物 〜中部でトップ2600種〜
          太田道人 (2000年5月22日掲載)

第32回 ユキツバキ 〜雪の布団に守られ越冬〜
          太田道人 (2000年5月23日掲載)

第33回 アキグミ 〜北ア周辺だけに群生〜
          太田道人 (2000年5月21日掲載)

第34回 標本保存の重要性 〜速度増す自然の変化〜
          太田道人 (2000年5月25日掲載)

第35回 植物の調査隊 〜標本づくりの輪広がる〜
          太田道人 (2000年5月26日掲載)
第36回 コンピュータ導入 〜検索しやすくなる情報〜
          太田道人 (2000年5月27日掲載)

第37回 展示室の森 〜桜を傷つけた犯人は?〜
          太田道人 (2000年5月29日掲載)

第38回 コケの魅力 〜細胞一つ一つに繊細さ〜
         坂井奈緒子 (2000年5月30日掲載)

第39回 水辺の生物減少 〜遠くなった豊かな自然〜
          坂井奈緒子 (2000年5月31日掲載)

第40回 絶滅種の特別展 〜資料の運搬、展示に緊張〜
          坂井奈緒子 (2000年6月1日掲載)
第41回 アホウドリ 〜研究者の熱意に感銘〜
          坂井奈緒子 (2000年6月3日掲載)

第42回 マリモの研究1 〜なぞだらけのスタート〜
          朴木英治 (2000年6月6日掲載)

第43回 マリモの研究2 〜DNA分析で新種と判明〜
          朴木英治 (2000年6月7日掲載)

第44回 マリモの研究3 〜湧水から栄養塩採取〜
          朴木英治 (2000年6月8日掲載)

第45回 ライチョウ 〜氷河時代の姿ほうふつ〜
          南部久男 (2000年6月9日掲載)
第46回 ブナ林のジオラマ 〜タケノコ食べるクマ再現〜
          南部久男 (2000年6月10日掲載)

第47回 イタセンパラ 〜貴重な水辺のシンボル〜
          南部久男 (2000年6月14日掲載)

第48回 5種のサンショウウオ 〜豊かな自然環境示す〜
          南部久男 (2000年6月15日掲載)

第49回 県内のトキ 〜江戸時代には広く分布〜
          南部久男 (2000年6月16日掲載)

第50回 花と昆虫 〜ヤナギの花粉運ぶのは?〜
          根来尚 (2000年6月17日掲載)
第51回 高山のハチ 〜3年がかりでデータ集め〜
          根来尚 (2000年6月19日掲載)

第52回 6種のツヤハナバチ 〜営巣場所、時期違え共存〜
          根来尚 (2000年6月20日掲載)

第53回 ハチの形 〜生活の変化の歴史示す〜
          根来尚 (2000年6月21日掲載)

第54回 海の虫の研究 〜大切な博物館の信用〜
          布村昇 (2000年6月22日掲載)

第55回 土壌動物 〜学芸員に必要な鑑定能力〜
          布村昇 (2000年6月23日掲載)
第56回 淡水にすむコツブムシ 〜日本海の歴史の語り部〜
          布村昇 (2000年6月24日掲載)

第57回 外来種と在来種 〜ワラジムシの南北戦争〜
          布村昇 (2000年6月27日掲載)

第58回 ワラジムシのルーツ 〜中国南部で類似種確認〜
          布村昇 (2000年6月28日掲載)

第59回 富山市天文台 〜全国に先駆け天体撮影〜
          渡辺誠 (2000年6月29日掲載)

第60回 初代プラネタリウム 〜手探りで番組づくり〜
          渡辺誠 (2000年6月30日掲載)
第61回 2代目の装置 〜太陽系内で見る星再現〜
          吉村博儀 (2000年7月1日掲載)

第62回 移動天文教室 〜同好会の協力に感謝〜
          布村克志 (2000年7月5日掲載)

第63回 新しい天文台(上) 〜星と鳥を一緒に観察〜
          渡辺誠 (2000年7月6日掲載)

第64回 新しい天文台(下) 〜昼間も楽しめる施設に〜
          渡辺誠 (2000年7月7日掲載)

第65回 新天体望遠鏡 〜のぞきやすさで全国一〜
          布村克志 (2000年7月8日掲載)
第66回 観察コーナー 〜天文台周辺は野鳥の園〜
          大野豊 (2000年7月11日掲載)

第67回 江戸時代の天文学 〜かが班に精密な時刻制度〜
          渡辺誠 (2000年7月12日掲載)

第68回 人工衛星の追跡 〜初めてミール撮影に成功〜
          布村克志 (2000年7月13日掲載)

第69回 観測装置の開発 〜天体調査を高精度に〜
          林忠史 (2000年7月14日掲載)

第70回 周りの輝き頼りに 〜銀河の中心解明目指す〜
          林忠史  (2000年7月15日掲載)
第71回 火球騒動 〜情報をいち早く全国へ〜
          中村哲也 (2000年7月18日掲載)

第72回 北陸初の施設 〜自然や環境考えさせる〜
          布村昇 (2000年7月19日掲載)

第73回 調査研究に力 〜”四輪駆動”で活動推進〜
          布村昇 (2000年7月24日掲載)

第74回 初代の自然史展示 〜和歌山からスダジイ入手〜
          布村昇 (2000年7月27日掲載)

第75回 貝の寄贈品1 〜深海魚の胃袋から収集〜
          布村昇 (2000年7月28日掲載)
第76回 貝の寄贈品2 〜重要な標本、良好に保存〜
          布村昇 (2000年7月29日掲載)

第77回 貝の寄贈品3 〜「分類の神様」から1万点〜
          布村昇 (2000年7月31日掲載)

第78回 貝の寄贈品4 〜陸産類も一括保管へ〜
          布村昇 (2000年8月1日掲載)

第79回 三葉虫の化石 〜ボリビアで休日に採集〜
          赤羽久忠 (2000年8月2日掲載)

第80回 熱帯環境復元へ 〜生涯かけ世界で標本収集〜
          田中豊 (2000年8月3日掲載)
第81回 大御所からの寄贈品 〜メッセージ込めた標本〜
          太田道人 (2000年8月4日掲載)

第82回 県内最古の植物標本 〜自然の様子示す証人〜
          太田道人 (2000年8月5日掲載)

第83回 淡水魚のコレクション 〜河川環境の変遷示す〜
          南部久男 (2000年8月7日掲載)

第84回 昆虫コレクション 〜県内を網羅する3万点〜
          根来尚 (2000年8月11日掲載)

第85回 50年に及ぶ調査 〜県植物誌の記載裏付け〜
          太田道人 (2000年8月12日掲載)
第86回 ボランティア1 〜学芸員の活動をカバー〜
          太田道人 (2000年8月15日掲載)

第87回 ボランティア2 〜32万市民の環境調査〜
          布村昇 (2000年8月16日掲載)

第88回 ボランティア3 〜「親切な天文台」支える〜
          渡辺誠 (2000年8月18日掲載)

第89回 実習生受け入れ 〜増える学芸員希望者〜
          布村昇 (2000年8月19日掲載)

第90回 私の身近な自然展 〜子供達の感動伝える〜
          平尾幸子 (2000年8月21日掲載)
第91回 早稲田大と連携 〜体験教室を共同で開催〜
          布村昇 (2000年8月23日掲載)

第92回 データベース構築 〜32万件余の情報を公開〜
          太田道人 (2000年8月24日掲載)

第93回 ホームページ作り 〜イベントの広報に活用〜
          林忠史 (2000年8月25日掲載)

第94回 後世へ残す 〜実物標本は情報の宝庫〜
          布村昇 (2000年8月26日掲載)

第95回 共同研究と個別研究 〜博士号取得目指す学芸員〜
          赤羽久忠 (2000年8月28日掲載)
第96回 米スミソニアン滞在 〜標本管理の使命感に共感〜
          太田道人 (2000年8月29日掲載)

第97回 市民からの質問 〜学芸員を成長させるもの〜
          太田道人 (2000年8月30日掲載)

第98回 バランスとれた活動 〜資料収集、調査研究に力〜
          赤羽久忠 (2000年8月31日掲載)

第99回 標本名を調べる会 〜目を輝かせる子供達たち〜
          布村昇 (2000年9月1日掲載)

第100回 みんなの科学 〜市民と楽しさ分かち合う〜
          布村昇 (2000年9月5日掲載)