スペシャルプラネタリウム「キラキラくるくる放散虫プラネタリウム」
美しい構造をもつ海のプランクトン「放散虫」をプラネタリウムいっぱいに投映しその形を楽しみます。また放散虫を研究している新潟大学教授の松岡篤さんをお招きし、お話を聞きます。
とき | 9月6日(日)15:45~17:00 |
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場所 | プラネタリウム室 |
対象 | 小学生以上(小学生は保護者同伴) |
定員 | 50人(事前申込み・先着順) |
その他 | 入館料必要、申込必要。8月12日(水)9時より当館ホームページと窓口にて申込み受付開始。満席になり次第終了。 |
申し込み方法
定員に達したので申込みを締め切りました。
イベント詳細
当日の内容
放散虫研究者である松岡篤さんから放散虫の多様な形の魅力や研究についてお話していただきます。また、最新の装置で得られた放散虫の3D映像をプラネタリウムドーム全体に映し出し、多様な形態の謎に迫ります。
写真提供:新潟大学 松岡 篤
3Dデータ提供:摂南大学理工学部機械工学科 岸本直子
講師紹介
講師:松岡 篤さん
放散虫研究者。新潟大学教授。子どものころから化石や鉱物に興味を持ち、アンモナイトの研究者を目指して大学に入学。大学在学中から放散虫の研究を進め、2014~2017年には国際放散虫研究者協会(InterRad)会長をつとめる。放散虫の研究とともに、広くは知られていない放散虫の魅力を伝える普及活動にも取り組む。2019年には絵本『ほうさんちゅう』を監修。
開催後記
放散虫の専門家である松岡篤さんから放散虫についての分かりやすいお話をうかがった後、3Dモデルを用いた全天周映像による解説をしていただきました。3Dデータで放散虫をプラネタリウムに映し出すのは世界初の試み。参加者とともに放散虫の中に入る場面は特に大迫力でした。臨場感のある3Dデータのリアルタイム描写に専門家の生解説が加わり、客席からは何度も歓声があがっていました。
関連情報
関連行事
- ロビー展「つくつく ころころ 放散虫 ちいさな かたちの 写真展」 【2020年8月29日(土)~9月30日(水)】
関連コンテンツ
-
「放散虫:小さな形の玉手箱」(とやまサイエンストピックス 510号)
PDF 435 KB リポジトリ - 「手取層群と放散虫化石」(とやまと自然 131号)
PDF 8 MB リポジトリ
続報
- 2021年9月5日:放散虫プラネタリウムに3Dデータを提供していただいた摂南大学の岸本直子さんを講師にスペシャルプラネタリウム「かたちぷらぷら プランクトン×プラネタリウム~生き物の形から宇宙に挑め!~」を開催します。
- 2022年5月29日:「放散虫プラネタリウム」で講師をしていただいた松岡さんや「かたちぷらぷら」で講師をしていただいた岸本さんと共同研究をされている海洋研究開発機構の木元克典さんを講師にスペシャルプラネタリウム「くるくる コロコロ ゆうこうちゅう 星の砂プラネタリウム」を開催します。
- 2023年3月18日・19日:来館者向け館内行事として、サイエンスライブ「意外な関係!?プラネタリウム×微化石」を開催します。