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No.492 探してみよう!砂浜の小さな殻たち

有孔虫
有孔虫(エルフィディウム)
富山県西部から能登(のと)半島沿岸(えんがん)浜砂(はまずな)顕微鏡(けんびきょう)拡大(かくだい)してみると、アンモナイトを小さくしたような、0.5 mm ほどの砂粒がたくさん見つかることがあります(右写真)。これは、有孔虫(ゆうこうちゅう)という海にすむ小さな生き物が作った、炭酸(たんさん)カルシウム((たまご)(から)貝殻(かいがら)成分(せいぶん))でできた殻です。炭酸カルシウムの殻は有孔虫が死んだあとも(くさ)らず残るので、貝殻などと同じように砂と一緒(いっしょ)に運ばれ、砂浜に打ちあがります。
有孔虫は、海水中に浮遊(ふゆう)して生活するものや砂の中にもぐって生活するものなど、多くの種類があり、殻の形も様々。浜砂を丹念(たんねん)(さが)すと、何種類も見つかることが分かります(下写真①)。
有孔虫のほかにも、浜砂から見つかる生き物の小さな殻や骨格(こっかく)がいくつかあります(下写真②~⑥)。これらは炭酸カルシウムなど、ほかの砂より軽い成分でできているため、波や風で集められて砂の表面に白っぽく見えていることがあります。10倍程度(ていど)のルーペでも観察(かんさつ)することができるので、どんな種類があるか探してみると楽しいですよ。

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